ひたおち

何もなく日々が流れていくことについて

地獄の働き方

地獄のような仕事をしている。

繁忙期には24時間稼働可能な強靭な肉体と劣悪な環境に負けない不屈の精神を必要とされる。そこに、凡人以下のステータスで臨んでいる。

うそをつく上司、ストーカーの同僚、後輩には罪はないがとにかくうまくやれていない、取引相手もうそをつくし時間は守らないしとにかくうまくやれるわけがない。

ああ、無理。そんな感じ。

二日ぶりに家に帰ると、育てていた植物が枯れている。

風呂に入ろうとするとこそげとられた若さを鏡で目の当たりにする。

世間一般に言われるお肌の曲がり角を身をもって実感しつつ、結婚適齢期の気配は皆無。

徹夜中はとにかくご飯を食べ続けてしまうためか、姉と同じ太り方をするようになった。

仕事の経験値とこの身に起きる加齢現象で確かな時間の流れを感じている。

朝6時。いつ帰れるのだ。