ひたおち

何もなく日々が流れていくことについて

コートで会おう

突然オタクの話をしますけれど

テニミュ、それはテニスの王子様という漫画をミュージカル化した摩訶不思議に素敵な舞台。

2.5次元舞台の中でもご長寿タイトルの一つです。

今や「青学10代目」というものが存在し伝統芸能になるのか?という期待と疑問をオタクに抱かせている。

 

現在は、3rdシーズンが公演中、つまり物語は3周目でそれもクライマックスを迎えています。

もともと原作好きで、アニメも観て、ミュージカルも高校~大学までゼログラヴィティ並みに傾倒していたのですが、2nd関東大会ぐらいで疲れてしまって以来距離をとっていました。

今回は友人の誘いでたまたま行けることになったんだけど、行って観てびっくり。

私の好きなキャラクターが最高な感じで舞台に立っていた。

この驚きと歓喜がわかるだろうか。

ああオタクきもいって思われても困るのだが、とても久しぶりに大事な人に会った気持ち、って感じだ。はあ?きもいです

これまでも彼を演じるキャストさんはいらしゃって、その都度キャーッとなり応援もしてきました。

しかし、今回群を抜いて私の好きなキャラクター、そのお人なんです。

とても久しぶりに、そして初めて会えたと思いました。はああ?困ります

 

いやあ…驚いた…十何年もテニスのオタクをしていると原作からも離れたようなキャラクター像が自分の中に出来上がってしまっていてそれについて悩んだ時期もあったぐらいで、私は今それを越えたあたりにいます。

それなのに、舞台に立つ彼は、83%私の想像に合致してるんです…

クソオタクじゃない人間には「100じゃないんかい」と思われるかもしれないが、83というのは絶対的にありえない数字なのだ。

逆に、偉そうでごめんね話なんだけどもキャストさんに私が点数をつけるなら100である。

いやすごい。生きててこんなことがあるのかと思った…有難い…

この3連休の間ずっと劇場にいたんだけど、月曜の昼公演後とりあえず次の公演日のチケットを購入した。

 

連休明け社会に復帰したら、最近執着して疲れていた事象が遠くに思えた。

それで気付いたけど前も執着しすぎて疲れて離れたのだ。テニミュだけでなく今現在距離をとっている事象、人物ぜんぶそうじゃん、ってなった。

それでもまた楽しめる日が来る。

連綿と続くミュージカル、ひいてはテニスの王子様にありがとうと思った。

過ぎてしまわないように、好きなキャラクターの仮初の実在を楽しみたいなあと思う。

 

(今発見したように語っているが、私が知らなかっただけでこのキャストさんは2年前からこの役を演じている)