ひたおち

何もなく日々が流れていくことについて

地獄辞めました

地獄職場を退職しました。

そして元取引先に転職致しました。退職の後に決まった転職なのに地獄にいる時から噂されてとても心地が悪かった。地獄人間たちは暇なので噂が好きなのだ。

辞めて尚憎らしいそれが地獄。

しかし、囚われていてはいけない。PTSDかのように地獄ではこうだったああだったとフラッシュバックしても。今は幸せな現実、ここで認められ、求められる人間でいよう。

そう心がけてはいるが(自己啓発本か?)、新卒地獄就職で己の全ては地獄仕込みなのだ。手のひらをじっと見つめると自ら地獄送りにした案件が脳裏を過ぎる。ここは現実だが、所詮私も現実にやって来た地獄人間に他ならない。今までをどうやって現実の会社で武器にすれば良いのか、頭を抱える。

シザーハンズの気分だ。

かりそめの鋏の手のままに街に出てきたエドワードに自分を重ねてしまう。

己も失敗してまた山に帰り、独りで好きな子の氷像を彫り続けるのだろうか。

いや〜それも悪くない。それで街に雪を降らすなんてめちゃくちゃ良い。

ただペグやキムに恩を返したいとは思うの